不登校コーチング吉永美香
小学生・中学生・高校生不登校を経験したお母ちゃんがお届けしています。
一人の子が、小学校→中学校→高校へと成長しながら不登校生活を送ってきたのではなく
4人の子どもの内、なんと3人が一度に 小学校・中学校・高校の同時不登校生活があったという驚きでしょう。
客観的に見たら私自身を恐ろしくなります。
そんな状況を想像してみてください。
想像するだけで、もしかしたら気づくことがあるかもしれません。
あなたもありますか?
私の周りには、やっぱり物凄い抵抗勢力がありました。
最初はね、抵抗勢力もあったとしても、自分の子育てが悪かったのではないかと落ち込んでいました。
さらには、単身赴任も重なって、夜になると逃げるかのように、プチ家出、夜のドライブに出かけたりしていましたよ笑。
そんなお家の中雰囲気は、もう最悪だったと思います。
子どもたちは,その中でも、感情的になることもありませんでした。
だからこそ、当時の私は、もっと子どもたちには、感情を出して欲しいと願っていました。
感情的でないからこそ、逆に私の方が切なくなるという状態。
抵抗勢力の中でも、理解、協力そして応援して欲しかったのは、やっぱり夫という存在です。
不登校でなくても、子育てにおいて、夫の協力があるかないかで、愕然と違います。
子どもが不登校になったらなおのこと
夫婦として、タッグを組み乗り越えていきたくなるのも当然のことです。
あなたは、こんなお悩みありませんか?
本当は、一番近い存在である夫に、一番理解して応援して欲しいのに
目の前の現実は
「お前の子育てが甘かったんじゃないか!」と谷底に突き落とされてしまう。
あの時、結婚した時の気持ちは、一体何だったの?
どんな時もきみを守ると約束したのは今守ってうそ?!
今守って、応援して欲しいのにとさらに落ち込み
このままだと、家族もバラバラになってしまうのではないかとどうしたらいいのか分からなくなってしまっていること。
今回は、子どもが不登校になると悩んでしまう人も多い【親の夫婦関係】パートナーシップについて書いていきます。
Contents
家族バラバラになる危機か、それとも修復か?不登校の親、夫婦問題
子どもの不登校に対する考え方の違いをお互いに持っていたら、一寸先は闇、という言葉があるように。
闇どころか、一寸先は離婚もおかしくないという状態に落ちていってしまいます。
いつも不登校・子育てに対する意見の違いから、いざこざが絶えず、喧嘩ばかりになります。
夫は、毎日会社へ行き、夜まで仕事を命削りながらしていて、当然に学生の時を当たり前のように学校に行っていたとしたら、
当たり前のように、目の前の我が子が学校に行っていないことを受け入れがたい.
「どうして?」「なんで?」とついつい詰問になってしまいます。
私もしっかりと経験しています。以前の記事にも書いてあります。
周囲(夫・親せき)の強い抵抗勢力がたくさんあり、私一人が孤立しているとずっと感じていました。
そんな中、夫の関係修繕よりも、夫に言っても「どうせ」わかってもらえない。
だからこそ、私だけが子どもの味方。
子どもの不登校を解決できるのは、「私だけ!!」だと自分の心を強く保ち、自分の堅い殻に籠っていました。
一馬力。メンタルを維持できるのも、一馬力では終わりがみえています。
この状態では、子どもにかける愛情もバランスがとても悪く、一方的でかつ過剰ないびつな愛のカタチになっていたのだと思います。
力むあまりに、視野も狭くなり、なかなかうまくいくこともできず、さらに落ち込んでいきます。
一人より、二人。
たった一人でも理解し応援してくれる人が一人でもいてくれるとしたら・・・想像してみてください。
今とは比べることが出来ないくらい、一人だと出来なかったことが出来る自分、二人だと喜びも分かち合え、辛さも分かり合える。
そこには、たとえ現状が変わらなくても、分かり合える人がいてくれるからこそ、乗り越えていける気持ちになり。
また頑張っていこうと前向きにもなることが出来ます。
夫婦関係が悪い環境で子どもが育った場合には、夫婦から子どもに注がれるものとして不満や不安のエネルギーが注がれるということです。
いくら夫婦それぞれが子どもと良い関係を築こうと努力し、子どもに愛情を注いでも一方で負のエネルギーが子どもに注がれているもの事実です。
その中では
- 顔色をうかがってしまう
- 子どもが自分を責めてしまう。
- 夫婦関係から人間関係や社会を学んでいる。
- 精神が安定しない。
- 未来に希望がもてなくなる
【修復が無理な場合】
1夫婦どちらかがDV、精神的DVがある場合
2浮気を繰り返している場合
相手を変えようとせずに自分が変わることで、相手も変わってくるものです。
心理学ではよく言いますが、「過去と他人は変えられません」自分で未来を変えていけばいいのです。
夫も子どもも、自分では変えられない・・・確かに。
変えよう変えようとしていたのは、以前の私自身。
変えることに意識を向けていた時は、本当にきつかった、辛かった!!
そもそも、自分が変わる?って???
「自分が変われば」という言葉をよくよく耳にしますが。
実際に言われた時って、どう変わればいいの???って思わず思ってしまいます。
言葉をそのまま受け止めた時は、自分が悪かったと受け止めてしまい。
自分の出来ていないところばっかりに目を向けてしまい、益々ママの自己肯定感が下がります。
私はむしろ、変わらなくてもいい。
あなたはあなたで、すでに素晴らしい存在だと思っています。親子でね。
変えるとしたら、まず、問題視しすぎているところ!
例えば、これから未来のことなんて誰にも分らないことなのに、ついつい悪い方に考えてしまっていることを、少し見方を変えてみるとか。
今は辛いけど、きっと未来は大丈夫とか信じ切れるまで、何度も何度も言ってみる。
さらには、もうこれくらい頑張ったのだから、あとは天にお任せとか。どんどん見方が、捉え方を変えていく。
いけます!
見方を変えていくと、メンタルを安定、さらに頑張ってる自分に私って本当によく頑張ってる!って思えるようになります。
その時に 自分から、夫婦関係、親子関係、さらには家族に対して、どうなっていきたいのか?伝えてみませんか?
案外言葉って伝えたつもりになっていることの方が多いですし、身近な存在なら、なおさら聞き流されてるだけのこともあります。
不登校解決には、夫婦関係改善が近道、さあ何から始めますか?
不登校解決には、夫婦関係の改善が近道、さらには、過去と他人は変えられません。
ならば自分が変わればいいとありました。
待っていても、夫や子どもは変わりません。まずは、あなたから・・・
- 肯定的な言葉:愛情、称賛、感謝を言葉で表現する
- サービス行為:言葉よりも行動で愛情を示したり受け止めたりする。
- 贈り物:愛や好意の象徴として贈り物をする。
- クオリティ・タイム:中断や邪魔の入らない上質な時間で愛情を示す。
- 身体的なタッチ:手を握るなど、身体的な接触を通じて愛情を感じる。
ほどんどの人にとって、重要なものは1つ、2つに絞られるはず。そしてその組み合わせは人それぞれ。
パートナーが何を大切にしているかを知ることは、大きな驚きがあるという。
例えば、パートナーに贈り物をしたときに、「ありがとう」といって、その場に置くだけことってありませんか?ありますよね。
それはパートナーの愛の言語が「贈り物」でないことだから。
そこに気づくことでつじつまが合うことになります。
自分にとって大切なこと、逆に自分にとって愛情を意味しない言語を知っておくのも便利なことになります。
そのことによって、相手の気持ちに共感しやすくなり、ケンカの原因もわかるようになるでしょう。
このコンセプトによる人間関係の変化
このことからも、愛の言語は恋愛以外にも使える
恋人同士でない人間関係にも使えます。相手が何に重きを置いているかを知ることは、どんなシチュエーションにおいても重要なのですと。
さらには、ビジネスにおいても有効、ハッピーなチームを維持するための秘密兵器とも言います。
リーダーとして、チームのメンバー各人が「評価されてる」という自覚を持てる方法を見極めることで、それぞれのモチベーションを高めているそうです。
5つの愛の言語は、長期的人間関係のカウンセラーであるゲーリー・チャップマンによって作られました。
彼の著書『愛を伝える5つの方法』に書かれています。
お互いに大切にしていることを認識して、パートナーばかりか、親子間でも、お互いにたいせつにされていることをもっと感じて欲しいです。
さらには、今では認識のずれだけだったことも知ることで、関係の修復になるきっかけになります。
不登校 親の関係修復は、まず自分から
ここまで書いてきましたが、結論は、「人は変えることが出来ない、だからこそ変えるのは自分自身」
ママ自身! 5つの愛の言語の中から、夫婦でお互いに大切にしているところが違うということを認識した上で、
より相手に響くことがどれなのか、近づけていけるといいですね。
案外、伝えたつもりで伝わっていないことばっかりに気づくことが出来、ママ自身がそんなに傷つくことがなくなれば、
今よりも、メンタルを安定してきます。
そしてやっぱり子どもは夫婦が仲良くしていることで安心安定します。
是非試してみてください。
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